国公立館中等部は、中学受験をめざす小学生を募集しています
❶ 中学受験の是非について考える
一人ひとりの子供には、固有の成長曲線があるというのが私の考えです
中学受験は、早い段階で多くの学習内容を習得する必要があります
また、早い段階で競争原理の坩堝に入ることになります
これに問題なく対応できる場合と
無理をして、健全な成長を阻害してしまう場合があります
画一的な志望校選択や無理のある学習方針は
子供の成長を著しく阻害してしまうことがあることを、私達は知るべきです
❷ 中学受験の目的を明確にする
小学生を中学受験させる目的は、大きく3つに分かれます
一つは、将来、難関国立大や医学部をめざすためにより学習レベルの高い中学・高校を選択したいと考えている場合です
二つには、附属中学への受験を考えている場合です。この場合は、指定校で大学に進学したいと考えている人向けで、関西ではいわゆる関関同立系の中学です
三つめは、学習環境としての私立中学という選択です。この場合は、特別に難易度の高い勉強を必要とせず、基礎学力の確立で充分です。この場合には、高校受験でレベルの高い高校を受験するか、大学受験で公立高校生と同様の受験を選択します
❸ 私達の基本方針
国公立館は、国公立大学の受験を中心に考えています。
したがって、中学受験もまた国公立大への進学実績の高い高校につながる中学の受験を中心に考えています。
❹ 私達の算数指導
これらの上位中学受験の成否を決めるのは算数です。3年ないし、4年から始めて遅くとも5年の夏までに小学校の基本内容を終了します。
最低、1年半かけて入試問題に対応する実力を養成します。
一人ひとりの習熟度を確認し、常に基本を徹底しながら、難易度の高いものに移行してゆきます。
決して、解答を覚え込ませるという手法は採りません。
❺ 国語や理科、社会について
国語は、上位中学を受験する場合の前提条件といえます。
国語の読解力は、小学4年生段階で原型が作られてしまいます。
したがって、ある程度の国語力は4年次までで決まってしまいます。
知識や技術的な方法で、多少の得点能力は上げることができますが、国語能力は上位中学受験の前提条件と考えてください。
❻ 志望校選択についての考え方
理科や社会の安定した得点能力の形成が、志望校合格を確実にすることは言うまでもありません。
しかし、算数の成熟状況を基準に志望校選択を考えないと、入学後に厳しい現実に直面することになります。
特に、上位中学の場合、入学後の環境が本人の成長に相応しいかどうかを考えてやる必要があります。
ギリギリでもレベルのより高い中学に入れば良いとは、私達は考えません。
❼ 1対1の双方向授業
算数や国語は、中学受験を熟知したプロ講師が指導します。1対1対応の授業によって生徒の理解を深めます。
できるまで、解るまで指導します。
❽ 学習計画と学習管理
生徒の習熟度・理解力に対する厳密な把握が全ての基本です。
その上で、個人別カリキュラム、当面の教材を決定します。
そして、1週間ごとの学習計画を立て、学習を管理します。
❾ 学年と科目
小学3年生からお引き受けしております。学力の成長で志望校が上がってゆくというのが、私達の考えです。
4年生からでも、5年生からでもお引き受けできます。
すでに、受験勉強を開始している小6生の算数だけのサポートも可能です。
以上が、国公立館中等部の中学受験に対する考え方です。